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2017年03月25日

語る


ふたりの間になんとも言えない空気が流れる。

僕にとっては耐えられない空気であり
そこから逃れられないのも事実である。
この目に見えなくどんよりとした空気を
創り出した張本人は僕である。

自分勝手な判断とはいえ、こんなに多数の方に
多大な迷惑をかけたことを今もって反省している。
さらに言えば、彼女だけでなく彼女の家族、親族にまでも
迷惑をかけてしまったのは申し訳なく思っている。

今回の判断の原因について答えとして
話している事は下記の通りである。

1.父親死去。
2.経済的援助
3.現地採用の待遇では養っていけない。
4.仕事の将来性の無さ。
5.将来的保証のなさ。

しかし、すべて後付けである。
本音は別のところにあった。

実はメキシコにてやっていく気持ちが希薄となり
日本での生活を望んでしまったことが原因である。

お互いに他者思考で相手を思いやり、相手がやりたい事を
継続してやって欲しいという気持ちが先にあり
そんな中、自分だけ日本に順応すれば全て丸く納まるという
気持ちが芽生えその気持ちが次第に大きくなり
心の中の大きな範囲で占めていった。
しかし、スペイン語を使い勤務してきた経験を活かしたい
気持ちを捨てて生活できるのか さらに現地採用とはいえ
目の前にある仕事のオファーを無視して日本での生活が出来るのか
不安を抱えていたこともあり、一旦メキシコへ戻ることに決めた。

本心で戻ったわけでないため、メキシコ到着後も
ほんの数カ月前まで普通に生活していたメキシコは
全く違う風景へと変貌したかのように自分の目に映った。
毎日引っ越し準備のため部屋を片付ける
何もしない日々に不安は増大し何度も帰りたいメッセージを
送った。 
しかし、それは自分を不安に陥れるだけでなく
遠い日本で準備している彼女へも不安を陥れる事となり
何度も電話とメッセージでやり取りを行った結果、
ポジティブになったりネガティブになったりを繰り返し
常に精神状態は不安定になっていった。
 
そんな中、父親が余命3カ月と宣告されたという言葉を聞いた際
最初に思ったことが次のことである。

「これで帰れる」 

何かしら、理由が欲しかったのだ。日本に戻る理由を。

その後、転職先での勤務となるものの
将来性のなさが見える勤務先での日々は
不安定な精神状態をより増長させていった。
前職と同様に様々な事にチャレンジできる環境かと
言えばそうじゃない。 
再度、メキシコでの転職を試みるも
駐在員の補佐や通訳など、その先が見えてしまうような
ポジションでの業務ばかりで前向きに取り組めなかった。

全ては自分の精神的不安定と決断に対する責任の欠如が
招いた結果である。 

これからはマイナスからのスタートである。 
がむしゃらに行かないと。












posted by コビータ at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする