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2016年04月04日

日本を離れ10年という歳月が過ぎようとしている。

10年前の僕は、鬱で悩んでおり病んでいた。
それは、今でももしかしたら変わっていないのかもしれない。
整理のされていない光があまり入らない小さな部屋に
ひとりでいることが唯一の安らぎを感じる瞬間であった。
それからというもの、普段から人見知りであり
遠慮深い性格が人と接することをより遠のかせた。

30歳を前にして将来の事、両親の事で迷い悩み続け
散々ボールを蹴り続けてきた両足は蹴り疲れたように
重く棒と化していた。時代や世間という
大きな流れに沿って沈んだり浮かんだりしながら
意志とは無関係に歩みを進めていこうとする。
流れに反して足に意志を込めて歩もうとすると
ドンドンと深みへハマっていき行き先(出口)が分からなく
なっていった。

答え(出口)の見えない中、すべてを忘れ目を瞑り夢中で大きく
前へ蹴りだした足が向いた先は、メキシコであった。それが10年前。
 
振り返ってみるとあの一歩がなければどうなっていたのだろうか?
と思うと恐怖で鳥肌が立ってしまう。

しかし、一歩進んだ先に見えた世界は、
普段の生活とは大きく異なって映り
次の一歩を踏み出す気持ちや勇気を
圧し潰すかのようにプレッシャーをかけてきた。
「言葉」「習慣」「考え方」「経験のなさ」「コンプレックス」が
自分の周囲を囲み目に見えないプレッシャーをかけ
一歩を踏み出す勇気さえ踏みにじってきた。 

学歴も社会人経験もない自分が追い詰められた結果
唯一とった行動がシガミ付くこと。会社にも、メキシコ社会にも。
崖っぷちにいるような感覚で爪を立てるように
もがきながら這い上がっていくこと。それは、今でも続いている。


やみくもに振り出したあの一歩。

それは、小さな一歩であり
大きな一歩へのほんの小さな一歩でもある。
そこには、自分らしく生きることの大事さや
強く生き抜くことを意味として含んでおり
自分の人生と自分自身を変える可能性を持つ
チカラが存在するもの。

その意味を噛みしめながら、さらにもう一歩
前へと歩みを進めていく今後の10年としていきたい。
posted by コビータ at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする