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2015年12月07日

何処へ

ふと「旅ノート」について思い出した。

約11年前に中米から南米を旅した際
分からない土地を歩き、不安を抱えながら
次の街へと足を進めていたときに
行った先々で先ず探したのが「日本人宿」
幸いながら、旅に出る前にある程度どの場所に
日本人宿があるかなどは教えてもらっていた
のだが、それでも実際に場所を聞きながら
知らない土地に降り歩き始めると
言葉を理解していた当時の自分でも
否応なく不安がこみ上げてきたのを
思い出す。特にバスなどに乗って
夜に目的地に到着した際は
それは相当な不安がこみ上げ、
歩みが早くなったのも思い出す。

たどり着いた先々の日本人宿に当時あった
大学ノートに先人(旅人)の貴重な旅の体験談を
含む様々な場所へと行き方や注意事項が
詳細に書かれていた「ノート」。
あの「ノート」がなければ気にならなかったことや
場所が多々あったことを
今になっても思い出す。 
旅人が行った時期、ルート、どこに泊まったかなど
ホテルの質、盗難の有無、地図など
本当に11年前の情報としては、手書きで
見にくいものもあったと思うが
非常にクオリティーが高いと今でも感じる。
そこには、旅人ならではの想いが
そこに記せられているからである。
というのも、旅していると良い体験だけでなく
もしかしたら悪い体験の方が多いかもしれない。
そんな自分が体験した嫌な想いを
次、同じように旅人が苦い想いをしないように
との思いで書き示してあるからである。

ただ、あれから11年が経ちインターネットが
普及し簡単に情報が入る中、
「旅ノート」以上に詳細に記した情報が得られるのか?
検索しても大体得られる情報は、決まって一部分であり
旅に行った感想が書かれた各個人のブログに行き着く。
そこに書かれているのは
旅をする上で得たい情報(危険度、ホテル情報、詳細な地図など)
がほぼ皆無である。

特に「旅ノート」に書かれていたウユニ塩湖での注意事項
「絶対に決められた場所で用を足すこと。」
綺麗な風景を観れることもあり
開放的になり塩のホテルの外で用を足すひとがいる
でも、旅のマナーとしてそれは景観を汚す行為であるため
絶対に行ってはいけないこと。

しかし、今はインターネットの普及とSNSによるウユニの写真の
蔓延で旅行者が急激に増えているため
非常にゴミなどが増えており現地でも問題になっていると
報道がある。
http://news.livedoor.com/article/detail/10919167/

同じようにマチュピチュも観光客増加による
遺跡の破損が相次いでおり
僕が旅したときでも数年後には
入場規制を敷くもしくは
封鎖をするだろうと言われていた。
今は、どうなのだろう?

「旅ノート」には、旅人が体験した様々なことを
記帳するツールであったが、それと同時に
次の旅人への想いを語る広場であり
旅の仕方、旅のマナーを教えてくれる
教材でもあったと思う。

だからこそ、もう一度先人の知恵や経験が詰まった「旅ノート」を
手にしその当時感じた想いをもう一度味わいたいなと




posted by コビータ at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする